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『痔』に対する新たな治療法[ヘモパッチン]

 日本人の国民病とも言われる『痔』でお悩みの方はたくさん居られます。『痔』には大きく分けて3種類ありますが、我々の病院で行なっている新たな治療法『ヘモパッチン』で治療するのは、出血を主症状とする『内痔核』です。
 以前は内痔核に対する治療法は主に内服薬、軟膏や座薬、それと手術を組み合わせたものでした。手術には、およそ10日間の入院を要し、下半身に麻酔をかけて行ない、術後の消毒も痛みを伴うものでした。

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ヘモパッチンと
ヘモシューター
 『ヘモパッチン』はそれに対し、入院が不要、麻酔不要、術後の痛みがほとんどない、という特色を持った方法です。『痔』の原因は局所の静脈血のうっ滞です。『ヘモパッチン』は、強力なシリコンゴムを使って、この静脈を遮断してしまう方法なのです。多くの内痔核が、2、3回の処理で消失します。施行時はもちろん、術後の疼痛もほとんどありません。施行後は通院の必要はありません。2〜3週間後にもう一度見せて頂き、必要であれば再施行します。お忙しく入院ができない方、御高齢で入院や麻酔が不安な方、また、例えば妊娠中の方等でも、安心して施行可能な方法です。
 施行にはおよそ5分を要しますが、そのまま歩行可能で、入院は基本的に全く必要ありません。全て健康保険でカバーされますので、大きな負担はかかりません。
 この方法は、聖マリアンナ医科大学外科学教室が開発したもので、既に多くの症例に施行されていますが、大出血や肛門狭窄等の大きな合併症はみられていません。安全で、確実、しかも負担の少ない方法です。

 当院では、毎週金曜日にヘモパッチンによる内痔核の処置を行なっております。


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内痔核、治療前

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治療3週間後  


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